東洋医学と西洋医学の治療観点
東洋医学では、健康なからだかどうかを観るのにからだ全体のバランスが保たれていて、からだを構成する気・血・津液が十分でよどみなく循環し内臓などの五臓六腑が協調的に働いている状態であると考えられています。
ではどのようなことでそのからだのバランスが崩れるかです。
バランスが崩れる原因は、内因、外因、不内外因
病因とは病気を発症させる原因の事で東洋医学では外因、内因、不内外因がありこれらの病因を特定し排除していくことが治療の基礎となります。
外因とはからだの外から影響をうけるもので風邪・寒邪・暑邪・湿邪・燥邪・火邪の6つに分類されこれらが体内に侵入してくることとされ
内因はからだの中から起こり、いわゆる人の感情を指し、喜・怒・思・悲・憂・恐・驚という7つの感情が内臓や気・血・津液に影響を与えバランスを崩す
不内外因は外因にも内因にも分類されない原因の事で、おもに生活習慣の事を指します。例えば不規則な食事、疲労、運動不足、けがなどが含まれます。
これらが病気の原因になると考えられる要因です。
現在の社会は様々な病気になる因子があふれています。
外因・内因・不内外因をすべて排除することは出来ませんし誰でも病気になります。
ただ軽度のうちに対処できれば重症化することがふせげると思います
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