DNS療法と腰痛

1. なぜ腰が痛くなっちゃうの?

一言でいうと、「お腹のサボり。そのツケが全部、腰にまわっているから」です。

本来、私たちの体の中には「天然のコルセット(お腹の風船)」が備わっています。息を吸ったり吐いたりするときに、お腹の内側からパンッと圧力がかかることで、背骨をパシッと支えてくれているんです。

  • 理想的な状態: お腹の風船がしっかり膨らんでいるから、腰の筋肉は「あ、僕たちは頑張らなくていいのね〜」とリラックスできます。

  • 腰痛の人の状態: お腹の風船がペシャンコに潰れています。そうなると、背骨がグラグラしてしまうので、腰の筋肉が「うわあああ!僕たちが頑張って支えなきゃ!!」と24時間フルパワーで突っ張ることになります。

これが、慢性的なコリや、限界を迎えたときの「ギクッ(ぎっくり腰)」の正体です。

2. じゃあ「DNS」ってなぁに?

一言でいうと、「赤ちゃんのポーズをマネして、お腹のスイッチを入れ直そう!」というプログラムです。

実は、私たちも生まれたばかりの頃は、この「お腹の風船」を使う天才でした。 赤ちゃんって、だれに教わらなくても、生後3ヶ月くらいになると自然とお腹をポンポコリンに膨らませて、上手に足を上げてキープしますよね。あの時、赤ちゃんのお腹のスイッチは常にON。だから、ハイハイしても、お餅みたいな体型でも、絶対に腰痛になりません。

大人になるにつれて、デスクワークやストレスのせいで「スイッチの入れ方」を脳が忘れちゃったんです。 DNSは、筋トレみたいに「筋肉をゴリゴリ鍛えて固める」のではなく、「赤ちゃんの頃の完璧な体の使い方を、脳に思い出してもらう」リハビリ方法なんですよ。

3. どんなことをするの?(改善へのステップ)

まずは、赤ちゃんがお布団の上でゴロゴロしている動きを追体験していきます。

  • ステップ①:3ヶ月のポーズ(お腹の風船を膨らませる) 仰向けに寝て、両手両足をふわっと浮かせます。まさに赤ちゃんが自分の足を見つめているようなポーズです。 この状態で、息を吸ったときに「お腹の前側」だけでなく、「横っ腹」も「腰の後ろ側」も、360度ぜんぶがポコンと膨らむ感覚を掴んでいきます。これで天然のコルセットが復活します。

  • ステップ②:ハイハイのポーズ(手足をスムーズに動かす) お腹の風船をしっかりキープしたまま、寝返りをうったり、四つん這い(ハイハイ)になったりします。 お腹の芯はドシッとブレないのに、肩や股関節は驚くほど軽やかに、なめらかに動く感覚を脳に覚え込ませていきます。

まとめ:腰をマッサージしても治らない理由

腰が痛いときって、ついつい腰を揉みたくなりますよね。 でも、腰の筋肉は「お腹がサボっているせいで、代わりに24時間残業させられている被害者」なんです。被害者をいくら揉んでも、お腹がサボり続けていたら、またすぐ残業が始まって痛くなってしまいます。

DNSのいいところは、「お腹のスイッチを自動でONにする」こと。

脳がこの使い方を思い出すと、普段の生活で立っているときも、歩いているときも、無意識にお腹が腰を守ってくれるようになります。そうなれば、腰の筋肉も「やっと残業から解放された〜!」と自然にフニャフニャに柔らかくなり、根本から腰痛が消えていきますよ!

関連記事

  1. 個人の意思決定回数が及ぼす脳疲労について

  2. 肩こりの原因は“肩”じゃない?意外なポイント

  3. 脳がとにかく疲れているときやっておきたい休息法

  4. アブラナ科の野菜は食べたほうが良い最強の野菜

  5. 血圧が高い、薬に頼らず血圧を下げることはできる?

  6. 子供と高齢者の体内水分量と健康管理

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA


目次