ホメオスタシスという言葉聞いたことありますか?
「同一の状態」を意味するギリシャ語で
ホメオスタシスとは人体の生命に深く関わりのある機能で、人は無意識のうちに命を守るために様々な事を調整しており
これを生体恒常性といいます。
ホメオスタシスは生物の生体反応の根源をなすものであり、治療をする上でも大事な言葉です。
たとえば、寒くなり体温が下がってくると身体のふるえや基礎代謝の亢進をおこし体温の上昇をしようとしたり、体温が上がり過ぎていると感じると発汗や皮膚血管の拡張をおこなって体温を下げようとします。
細菌やウイルスなどが身体に入って体温が上がるのは身体の免疫機能が働いて細菌やウイルスと身体が戦っているときに体温が上がるのもホメオスタシスの働きです。
生命は様々な恒常性機能によってバランスを保とうとしています。
たとえば体温を調整する恒常性、血糖値を調整する恒常性、免疫の恒常性、血液の恒常性、水分の恒常性など多くの恒常性機能によって生命を維持してくれているのがホメオスタシスです。
病気の状態や身体の痛みや体調不良、肩こりや腰痛などの状態もこのホメオスタシスの機能の正常ではない状態だと言えると思います。
血糖値の上昇や血圧の上昇、不眠など身体に痛みを伴わない状態もホメオスタシスの均衡が崩れている状態だと言えます。
ホメオスタシスを正常に働くようにするためには、ストレスのコントロールやストレスに負けない体力づくり、質の良い睡眠、日々の時間のコントロール、アルコールやたばこ、薬に依存しない生活などに気をつけた生活習慣
特に春は寒暖差も激しく、また花粉や黄砂などのアレルギー症状、生活の環境の変化の多い時期です
身体的にも精神的にもストレスや負担の多くなる時期です
最近無理しているなとか生活習慣を変えたほうがいいなと感じている場合は、自分の感覚に気づいてあげるといいと思います
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