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脳が疲労する?
・仕事をしていても、休んでいてもなんだかいつも疲れが取れない
・長い睡眠をとっても、なんとなくだるい
・いつも集中力が続かない、いろんなことが気になってしまう
あなたは身体の疲労で疲れているのではなく、脳が疲労していて疲れているのかもしれません。
普通は休息とは、身体を休めることと思うと思いますが、現代社会では脳の負担がかなり多くなってきています。
仕事で疲れているから、休みの日はたくさん睡眠をとっておこう、明日は仕事が大変そうだから、出かけずに家にじっとしていよう。
身体は休めたはずなのに、身体の疲れがとれていない気がする。
など、思い当たると思います。
これは、身体の疲れからきているのではなく、脳の疲労からきている症状かもしれません。
脳は何もしないでも疲れていく
人間の脳は、体重の2%ほどしかないのですが、身体が消費する全エネルギーの20%を使っていると言われています。
最先端脳科学の分野でも脳の研究がされて脳を1つの臓器として考え、どのようにして脳を健康な状態にできるか研究されているようです。
そこで最近になって、見直されているのが昔から日本で行われていた、座禅や瞑想といった分野が海外でも注目されています。
座禅や瞑想を簡単に誰でもわかりやすくしたものがマインドフルネスと言われて初めています。
いきなり難しい事をしなくても、簡単にできるので本文では、初歩の方法の1つを紹介してみようと思います。
とにかく脳が疲れているとき
注意力が散漫になったり、無気力、イライラするなどは脳が疲労しているためかもしれません。
その原因は、意識が常に過去や未来にばかり向かってしまい、今現在に意識がない状態になっています。
意識を現在に向ける練習をして、脳の疲労を少なくしていくようになりましょう。
⑴基本姿勢をとる
・まず椅子に座る(この時はできるだけ背筋を伸ばし、背もたれなどには保たれない方が良いです)
・手は太ももの上に、足は組まないでください。
・目を閉じる(この時完全に閉じなくてもよく、少し先を見ても良いです)
⑵身体の感覚に意識を向ける
・自分の身体が重力に引っ張られているなど、身体の重みや、皮膚などに感覚を持っていく
⑶呼吸に意識を向ける
・呼吸に意識を向ける際に(鼻から空気が入った〜・その空気が喉を通って胸に行き・身体の中に入っていく・その時の感覚を意識しながら呼吸をします)
⑷雑念が浮かんだら
・嫌なことや不安なこと、怒りなどの雑念が浮かんだら、意識を呼吸に戻す
・人間の思考は嫌なことや雑念を考えてしまうようにできているので、ごく当たり前のことだと思い長い時間考えずに、すぐに受け入れて、それを捨てるというトレーニングをする。
基本的な思考のトレーニングを書きました。
最初からできるものでもないし、これが正解だというものもないと気楽に考えてください。
うつや自律神経の不調に悩んでいる方にも良いと思います。
脳の休息法を取り入れ、新しい休息の方法を試してみてください。
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