パニック症状でお悩みの方へ
― 身体から整えるという選択 ―
突然、胸がドキドキして息が苦しくなる。
めまいや手足のしびれが出て、「このまま倒れるのでは」と強い不安に襲われる。
こうした症状は**パニック症状(パニック発作)**と呼ばれます。
病院では主に
・薬による症状のコントロール
・カウンセリング
などが行われます。
これはとても大切な治療ですが、一方で「身体の状態」まで細かく整えることは難しい場合があります。
実は、パニック症状のある方の身体にはいくつか共通した特徴が見られることがあります。
たとえば
・胸や肋骨まわりが硬く、呼吸が浅くなっている
・横隔膜(呼吸の筋肉)がうまく動いていない
・首や後頭部が強く緊張している
・背中の緊張が強い
こうした状態になると、呼吸が浅くなりやすく、
身体が常に「緊張モード」になりやすいと言われています。
私たちの身体には、自律神経という仕組みがあります。
これは
- 活動する神経(交感神経)
- リラックスする神経(副交感神経)
のバランスで働いています。
しかしストレスや身体の緊張が続くと、このバランスが崩れ、身体が必要以上に警戒状態になってしまうことがあります。
当院では、こうした身体の緊張や呼吸の状態に注目した施術を行っています。
具体的には
・胸郭(肋骨)の動きをやわらかくする調整
・横隔膜の動きをサポートする施術
・首や後頭部の緊張をゆるめるケア
・背中の緊張を整える施術
などを通して、呼吸しやすい身体づくりを目指します。
また日常生活では、呼吸のリズムを整えることもとても大切です。
たとえば
「吸うよりも、ゆっくり吐く」
という呼吸です。
目安は
吸う:4秒
吐く:6〜8秒
吐く時間を長くすると、身体をリラックスさせる神経が働きやすくなると言われています。
さらに生活面では
・睡眠をしっかりとる
・カフェインを控える
・軽い運動を取り入れる
・栄養バランスを整える
といった習慣も、身体の調子を整える助けになることがあります。
パニック症状は「心の問題」と思われがちですが、実際には身体の緊張や呼吸の乱れが関係している場合も少なくありません。
身体が整ってくると、呼吸が深くなり、気持ちも落ち着きやすくなる方が多くいらっしゃいます。
当院では、医療機関での治療を否定するものではなく、
身体の面からサポートするケアを大切にしています。
「最近、緊張しやすい」
「呼吸が浅い気がする」
「自律神経の乱れを感じる」
そのような方は、身体を整えるという視点も一つの選択肢かもしれません。
身体はとても正直で、呼吸が深くなるだけでも神経の働きは少しずつ変わっていきます。
人の身体には、本来バランスを取り戻そうとする力が備わっているのです。







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