アトピーとうつ症状の共通点について

アトピーとうつ症状の“共通点”はどこ?

――肌と気分は「生活の土台」でつながっている――

結論(まずここだけ)

アトピー(アトピー性皮膚炎)と、うつのような気分の落ち込みは関係が深い。
どちらも 睡眠・ストレス・生活リズム・腸の状態に強く左右されます。だから改善の入り口(=生活の土台づくり)はほぼ共通です。


なぜつながるの?

  • 睡眠とストレスがカギ
    かゆみ→眠れない→気分が落ちる/イライラ→かゆみが増える…という悪循環が起きやすい。
  • からだの炎症は心にも影響
    体内の炎症が強いと、疲れやすさ・気分の落ち込みが出やすくなる(逆もあり)。
  • 見た目の悩み・生活のしづらさ
    皮膚症状があると、人前や仕事で心理的な負担が増えやすい。

今日からできる“共通ケア” 7つ(2週間ためす)

むずかしいことはしません。続けやすさ重視。

  1. 朝の光を浴びる(5〜15分)
    起きて1時間以内に外へ。体内時計が整い、夜に眠りやすくなります。
  2. 寝る・起きる時間をそろえる(±30分以内)
    寝る90分前は強い光やスマホだらだらを控える。寝つきと気分が安定。
  3. 歩く(合計90〜150分/週)+軽い筋トレ(週2回)
    1日10〜20分の早歩きでOK。気分の落ち込み全身のこわばりに効く。
  4. 腸にやさしい食事を1品足す
    納豆・ヨーグルト・味噌汁・きのこ・海藻・豆のどれかを毎食どこかで1品
    できれば青魚を週2回(難しければ亜麻仁/えごま油を小さじ1)。
  5. やさしく洗って、出たらすぐ保湿
    ぬるめ(38〜40℃)・短時間・泡で洗う → 3分以内に保湿(ワセリンやセラミド系)。
  6. 刺激をふやさない
    香りの強い柔軟剤・コスメを増やしすぎない/洗剤は入れすぎない
  7. 1分のリセット呼吸を1日2回
    4秒吸う→6秒吐く×5セット。イライラとドキドキを落ち着かせます。

まずは7つ中5つで始めてOK。「全部やる」より「続ける」が勝ち。


効きめを自分で確かめる

開始前・7日目・14日目に、次を○×でメモ。

  • 朝の目覚めは楽?
  • 日中のイライラや不安は少ない?
  • かゆみ・赤みは軽い?
  • 便通やお腹のハリは楽?
  • 夜の寝つき・夜中の目覚めは減った?

3つ以上が良くなれば相性◎。 うまく効いた習慣を“自分の定番”にしましょう。

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