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ビタミンD3が不足するとどうなるか?
ビタミンD3(コレカルシフェロール)が不足すると、以下のような影響が出る可能性があります。
1. 骨の健康への影響
- 子ども:くる病(骨の発育不良によるO脚やX脚)
- 大人:骨軟化症(骨がもろくなり痛みや骨折のリスク増加)、骨粗しょう症のリスク上昇
2. 免疫機能の低下
- 感染症にかかりやすくなる(風邪やインフルエンザなど)
- 自己免疫疾患(例:関節リウマチ、1型糖尿病、多発性硬化症)のリスク増加
3. 筋力低下・倦怠感
- 筋肉の衰えやバランス感覚の低下による転倒リスク増加
- 慢性的な疲労感や気力の低下
4. メンタルヘルスへの影響
- うつ症状の悪化
- 季節性情動障害(冬季うつ)との関連
ビタミンD3を摂取する方法
1. 日光を浴びる(最も自然な方法)
- 紫外線B波(UVB)を浴びると皮膚でビタミンD3が合成される
- 目安:1日15~30分程度、日光を浴びる(特に午前中)
- 冬場や日照時間が短い地域では不足しやすい
2. 食事から摂る
ビタミンD3を多く含む食品:
- 魚類(サーモン、サバ、イワシ、ウナギ、アンコウの肝など)
- 卵黄(卵1個で約1μgのビタミンD3)
- キノコ類(しいたけ、まいたけ→D2が多め)
- 乳製品(バター、チーズなど)
3. サプリメントで補う
- 食事や日光だけでは不足しやすい場合に有効
- 推奨摂取量(日本):成人で5.5μg/日(※目安であり、状況により増減)
- 取りすぎはカルシウムの過剰吸収につながるので注意(耐容上限100μg/日)
まとめ
✅ ビタミンD3不足は、骨や免疫、筋肉、メンタルヘルスに悪影響を及ぼす
✅ 日光浴+食事(魚・卵・乳製品・キノコ)で補うのが基本
✅ 足りない場合はサプリメントも検討
特に冬場や屋内中心の生活では不足しやすいので、意識的に取り入れると良いですね!
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