アトピー対策についてのお話

今日はアトピーのお話

アトピーやアレルギー体質の方にとって、「ヒスタミンを多く含む食品」や「体内のヒスタミン分泌を促す食品」を把握することは、症状のコントロールにとても有効です✨

以下、できるだけ詳しく分類してお伝えしますね。

🧪 ヒスタミンを「多く含む」食品(摂取で体内のヒスタミン量が直接増える)
ヒスタミン自体は食品が「発酵・熟成・腐敗」することで増加する傾向があります。

🐟 魚介類(特に要注意!)
サバ、マグロ、カツオ、イワシ、サンマ、アジ

→ 鮮度が落ちるとヒスタミン量が急増

干物、塩辛、アンチョビ、ツナ缶

🧀 発酵食品
チーズ(特に熟成チーズ:ブルーチーズ、カマンベールなど)

ヨーグルト、納豆、キムチ、味噌、醤油

酢(特に米酢・黒酢)

🍷 アルコール
赤ワイン、ビール、日本酒、シャンパン

発酵+アルコールでヒスタミンが多く、さらに代謝も阻害されます(後述)

🍖 加工・保存肉
ハム、ソーセージ、ベーコン、サラミ、コンビーフ

🥒 その他
トマト、ナス、ほうれん草、アボカド、ケチャップ

バナナ、パイナップル、イチゴ、オレンジ、キウイ

これらは「ヒスタミン様物質」を含むため、反応する人も。

🚨 ヒスタミンの「放出を促す」食品(摂取で体内からヒスタミンを放出)
これらは直接ヒスタミンを含まなくても、体内の肥満細胞を刺激してヒスタミンを分泌させることがあります。

🍤 代表的な食品
エビ、カニ、イカ、タコ、貝類

卵白(特に生のもの)

チョコレート、カカオ、ココア

ナッツ類(特にピーナッツ、クルミ、アーモンド)

人工甘味料・着色料・保存料(例:亜硝酸塩、ソルビン酸)

💥 ヒスタミンの「分解を妨げる」もの
ヒスタミンは、体内でDAO(ジアミンオキシダーゼ)酵素によって分解されます。

しかし、以下のものはDAOの働きを邪魔して、ヒスタミン過剰状態を引き起こす原因になります。

アルコール

緑茶・紅茶・エネルギードリンク(カフェイン)

抗うつ薬・鎮痛薬・一部の抗生物質(例:NSAIDs、アスピリン)

✅ 日常で気をつけるポイント
状況 注意点
お刺身 鮮度が命!できるだけ釣ってすぐ or 当日処理のものを。
加工食品 原材料表示で「たん白加水分解物」「調味料(アミノ酸)」などに注意。
発酵食品 納豆や味噌などの量を少し控えめにすると変化が出る人も。
疲れ・ストレス ストレスや睡眠不足もヒスタミン放出を促す要因。意外と重要です!

🌟まとめ
種類 代表例
ヒスタミンを含む 魚(特に古いもの)、チーズ、赤ワイン、発酵食品
ヒスタミン放出促進 ナッツ、卵白、チョコ、甲殻類
ヒスタミン分解を阻害 アルコール、カフェイン、特定の薬

🌱 体はひとりひとり違うので、「除去 → 再導入」の**観察的な食事法(エリミネーションダイエット)**が非常に有効です。

関連記事

  1. ストレスとの向き合い方

  2. アルコールがなくても除菌できる、次亜塩素酸水とは

  3. あなたの脳は疲れている?脳を休める方法

  4. 健康に不可欠な栄養素:ビタミンとミネラル

  5. カフェインの取りすぎでおきる身体へのさまざまな影響

  6. 足のむくみが気になる方にお勧めの食べ物

コメント

  1. この記事へのコメントはありません。

  1. この記事へのトラックバックはありません。

CAPTCHA